8月15日を前に、静岡登呂道院では第二次世界大戦で尊い命をなくされた方々を思い、拳士全員が折り紙で鶴を折りました。
静岡市では6月20日静岡大空襲で1700人以上の犠牲者が出ました。8月6日に広島、8月9日に長崎、原子爆弾の投下で多くの人の尊い命が奪われました。
金剛禅総本山少林寺を開創された宗道臣禅師も、昭和20年8月7日朝4時にソ連軍の空爆を、満州の綏陽で体験しています。「人、人、人、すべては人の質にある」に気付かれた原点です。
これらの話を道院長から聞いた後、折り紙の裏に、「戦争NG」「平和大好き」「原爆反対」「ケンカはしません」など各自の思いを書いてその紙で鶴を折りました。初めての拳士もいて、悪戦苦闘していました。