~オススメ絵本読み聞かせリレー⑫~
今週の絵本はコレ!
タ イ ト ル : 絵本 地獄
所 蔵 : 千葉県安房郡三芳村 延命寺
構 成 : 白仁成昭 (ストーリー構想)
中村真男 (文章化)
レイアウト: 貝原 浩 (装幀・本文中1部の絵)
監 修 : 宮 次男 (国立文化財研究所)
写 真 撮 影 : 市川和正 (国立文化財研究所)
発 行 者 : 高橋 榮
出 版 社 : 風濤社刊
読み始めにヒアリング(*^^*)
・地獄ってあると思う? (ちらほら手を挙げる)
・どんな所かな? (ほぼ全員 怖そう!)
・どんな人が行くのかな?(悪いことをした・・ヒト? 少数)
・行きたい人~ (一同即答「絶対嫌だ!」(笑))
今日読む「絵本・地獄」は千葉県の延命寺に所蔵されている16幅の絵巻をもとに
構成したもので、今から239年前、江戸の絵師によって書かれたものだそうです。(作者不明)
この絵本を作るにあたり、国立文化財研究の方々の協力によって地獄絵を忠実に再現された
ものが掲載されています・・・
この1冊の絵本の重みを話してから本文に・・・
内容的に「笑顔」や「笑い」がでるものではなく、暗く重たい内容なので文章を読み違える訳
にはいかないので、私としてはとても難しい絵本でした。
最後のページになると犯した罪に応じて地獄が決まる内容の箇所があり、“みんなは何処かな~?”
の問いに「嫌だ~、絶対行きたくない ~( ´゚д゚`)エーン 」と満場一致!
□なます地獄・・・生き物を怠けて殺した者
□かまゆで地獄・・嘘つき、約束を守らなかった者
□火あぶり地獄・・盗みを働いた者
□針地獄・・・・・いいこぶって告げ口、他者をバカにする者
□火の車地獄・・・自分勝手で人の話を最後まで聞かぬ者
□竜の口地獄・・・親切に感謝しない者
締めくくりは「命を大切さ」や「相手を大切にしよう」とこの絵本の意図を確認して終えました。
感想:やはり「怖い」は必要であると感じた。
道徳教育として興味のある方はオススメします。
【おまけ/私の気づき】
“えんま王は浄玻璃(じょはり)のかがみをもっている”
⇒コーチングでは“ジョハリの窓”といって「自己分析を行う際に使用する心理学モデル」の
1つがあります。
浄玻璃 ⇔ ジョハリ 奥が深い(^_^;)
浜名湖西道院では、少年部に於きましては情操教育を大切にしており
積極時に「絵本の読み聞かせ」を通じて思いやりの心を育てる事に
楽しみながら尽力しています。
お子様の成長に是非少林寺拳法を選択肢に入れてみませんか?
体験入門を得てから本入門になりますのでお気軽に問い合わせください。
道院長(藤森)の連絡先⇒090-6351-9761